使ってみようか興味あるなら要チェック!カラコンに関するお役立ち情報を紹介します
カラコンに興味を抱く人も多くなっていますが、カラコンはオシャレを気軽に楽しめるアイテムです。ただ、これは正しく使うことが前提としてあることを把握しなければなりません。ソフトコンタクトレンズに分類されるカラコンには、ワンデータイプと2Weekタイプの2種類がありますが、ワンデータイプは使い捨てで一度外したら再装着はできません。また、2Weekタイプは開封してから2週間の使用期限があり、正しケア方法が必要不可欠です。
カラコンが2009年に雑貨扱いから高度管理医療機器に変わった理由
2009年11月にカラコンが度の有無に関係なくすべて医薬品医療機器等法における高度管理医療機器となり、国内での製造や販売などで厚生労働省からの承認が必要となったのは、当時カラコンを使用する消費者のトラブルが増加していたことが背景です。 法規制の対象になる前、カラコンは度ありのものについてはノーマルのコンタクトレンズと同じく、製造や販売において規制当局からの承認が必要でしたが、度無しのカラコンは雑貨と同様の扱いで、一般の店舗で他の雑貨品と同じように販売されていました。当時からカラーコンタクトレンズは透明なコンタクトレンズに比べ酸素透過性が低く、着色されている部分によっては角膜や結膜を擦る可能性があるなど安全面の問題を指摘する声があり、若年の女性を中心に普及がすすむにつれて、カラーコンタクトレンズの使用が原因による眼の障害が多数報告されるようになりました。この状況を重く見た行政が当時の薬事法の改正にあわせて度無しのカラーコンタクトレンズも高度管理医療機器の対象にすることを決め、薬事法の名称が「医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に変わった今日においてもそのまま規制の対象になっています。
カラコンのベースカーブとは何の数値?
ベースカーブ(BC)は、カラコンを含むコンタクトレンズの曲がり具合を指しています。小数を含む数値であらわすのが一般的で、この表記方法を用いた場合の単位はmm(ミリメートル)です。例えば、BCが8.6と記載されている場合は、レンズ内面のカーブが半径8.6mmの円の周と等しいことを示しています。 ベースカーブは、カラコンの商品選びにおいて特に確認が必要な項目の一つです。人間の眼は球体になっていますが、その形状には個人差があります。自身の眼の形状にあわせたものを選ばないと、レンズが装着中にずれたり、外れやすくなったり、対象物が見えにくくなることで目の負担が増したりします。人によっては、カラコンがフィットしないことで体調が悪化することもあります。 BCの値を把握するためには、眼科で処方箋(購入指示書)を手に入れる必要があります。眼科には専用の医療機器が備え置かれており、使用すれば目の形状を正確に調べてくれます。
カラコンで視力補正もしたい場合の度数の選び方
度入りのカラコンを装着する際の選び方をご紹介します。 カラコンは一般的なコンタクトレンズよりも含水率が高く、目が乾きやすいものが多いです。目が乾くことで眼球の疲労に繋がり、更なる視力低下を引き起こす恐れがあります。少しでも目の疲れを和らげるために、本来の度数より高いものは出来る限り使わないようにしましょう。外にお出かけするだけで、あまり細かい文字を見る機会がない場合は少し弱めのものを装着するのもおすすめです。 眼球や視力を守る一番の方法は、自分に合った度数のレンズを使うことです。適切な度が分からないという方は眼科での健診を強くお勧めします。 カラコンを購入したいという旨を伝えれば、視力だけでなく目の形なども測定の上、自分にぴったり合った商品を知ることが出来ます。 目に直接触れるものであり、視力を左右する商品なため、見た目や可愛さだけで選ばず、大切な視力が失われることのないよう慎重に選ぶことが大切です。
カラコンの使用期間のタイプの種類を知ろう
カラーバリエーションが豊富で、オシャレを思う存分楽しむことができる画期的なアイテムとして人気が高いカラコンですが、使用上の注意点を良く理解した上で正しく使うように心掛けないと目の病気を引き起こす原因にもなりかねないので注意が必要です。 特に、カラコンにはそれぞれ使用期間というものが存在しているので、購入する前にどれくらいの間までなら使用することができるのか、1日使い捨てタイプなのか1週間持つタイプなのかなど、使用期間に関しても確認して納得した上で買うようにしていくことが大切です。 それと、カラコンを何度も買いたくないからと言って1日使い捨てタイプのものを何回も繰り返し使用してしまう方がたまにいますが、期間を守らずに使ってしまうとドライアイや視力低下の原因になってしまうことがあります。最悪の場合だと失明になってしまうことも十分に考えられるので、節約の目的であっても使い捨てタイプを何度も使うようなことだけはしないことが大切になります。
カラコンを購入する際に信頼できるお店の見分け方
カラコンを購入する際に信頼できるお店を見分けるためには、いくつかのポイントに注意することが重要です。
まず、口コミやレビューを確認することがおすすめです。
他の顧客の実体験は、その店舗の信頼性やサービスの質を知る手がかりとなります。
特に商品に関する詳細な情報や快適な装着感についての意見は参考になります。
次に、店舗のウェブサイトやオンラインプラットフォームで提供されている情報を確認することです。
信頼できる店舗は製品の仕様、取り扱いブランドや価格、返品ポリシーなどを明確に公開しています。
これにより、消費者は購買の際に十分な情報を得ることができます。
また、正規の許認可や認定を受けている店舗を選ぶことも大切です。
カラコンは医療機器としての一面もあるため、信頼性のある販売業者は適切な承認を受けていることが期待されます。
最後に、カスタマーサポートの対応も確認しておくと安心です。
商品に関する疑問やトラブルが生じた場合、迅速かつ丁寧な対応が期待されます。
以上のポイントを踏まえ信頼性の高いお店を見極めることで、安心してカラコンを購入することができます。
カラコンを買う前に眼科で行われる検査
カラコンを購入するとき、レンズのサイズや略語と数値などがいろいろあり過ぎてどのようなアイテムを買えば良いのか迷う人は多いのではないでしょうか。
ただ、これらの用語や数値の意味を知っていても、それが自分の目の状態に合っているのか否かは眼科での検査を受けなければ分かりません。
オンラインショップを使えばカラコンは好みの色の商品を買うことはできますが、自分に合うものを使用しないと目にダメージが生じて充血や結膜炎など目のトラブルが起こるため注意が必要です。
視力が分かれば良いのではないか、このように考える人も多いかと思われますがコンタクトレンズにはレンズの曲がり具合を示すベースカーブと呼ぶものがあり、眼科で目の表面のカーブを測定することで数値が分かります。
これにより、自分の目にフィットするカラコンを見つける音ができるわけです。
また、数値は測定で分かっても実際に装着しないと見え方や違和感などが分からないため、フィッティング検査を受けることも大切です。
カラコンの使用期間はどのタイプが最もお得?
カラコンの使用期間は一般に、ワンデー、2ウィーク、マンスリーの3種類です。
価格の相場はワンデーが1箱10枚入りで2000円、2ウィークが1箱6枚入りで2500円、マンスリーが1箱2枚入りで3000円となっています。
どの使用期間がお得かについてはカラコンの使い方によって変わってきます。
例えば、毎日欠かさず使いたいなら最も安価なのが2ウィークです。
この製品なら1ヶ月1600円で使用することができます。
これをワンデーにすると1ヶ月6000円になりますし、マンスリーなら3000円は必要です。
一方、週末しか使わない時など、使用頻度が低い場合はワンデーがおすすめです。
この製品なら1回あたり400円の負担でカラコンを使うことができます。
また、ワンデーは洗浄液や保存液も必要ないため実質負担はレンズ代のみです。
さらに、レンズのデザインを複数用意しておけばファッションなどにあわせて使い分けることも可能です。
このように、カラコンには様々な選択肢が用意されているため、使い方やライフスタイルにあわせて正しく選択すれば、お得に使用することができます。
目に違和感を感じながらカラコンを着けているとどうなる?
コンタクトレンズは目の中に直接入れて使用することになるため、自分の目にちゃんと合っているタイプを選択して使用するようにしていかないと、違和感を感じたり様々な目のトラブルを引き起こす可能性が出てくるので気を付けるようにしてください。
特にカラコンは通販サイトからでも気軽に購入することができるため、多少の違和感を感じていたとしても色が好きだからといって無理に使用を継続してしまったり、値段が安いなどの理由で日本製ではない海外の良く知らないメーカーの商品を購入して使ってしまう方がとても多くいます。
しかし、ゴロゴロ感など不快に思う症状が出ているにも関わらず、対処せずにそのまま使うことを選択してしまった場合、カラコンによって目の病気になってしまう可能性がでてくるので気を付けるようにしましょう。
考えられる主な目の病気に関しては、結膜炎やドライアイ、緑内障や失明など深刻なことがほとんどです。
そのため、少しでも変な感覚があった場合には健康を守る意味でも直ぐに使用を中止することが大切です。
カラコンの洗浄液はノーマルなコンタクトレンズのもので併用できる?
カラコンの洗浄において、ノーマルなコンタクトレンズの洗浄液を使用できるかどうかは、製品に含まれている成分によります。
つまり、カラコンでも使用できるものとそうではないものの両方があるということなので、洗浄液を購入する際には容器の成分表示をきちんと確認する必要があります。
カラコンと併用できない可能性が高い洗浄成分としてよく挙げられるのが、過酸化水素です。
この成分が含まれている製品は洗浄力が非常に強く、誤って使用してしまうとレンズについている色素が溶けてしまい、見た目が損なわれてしまうおそれがあります。
過酸化水素入りのものであっても製品によっては洗浄に使えますが、専用の商品を使ってすすぐ必要があったり、保存も他とは異なる方法で行わなければならない場合があるので、作業に手間がかけたくないのであれば過酸化水素入りのものは避けた方が無難です。
上記と同様の理由で、タンパク除去剤がふくまれている製品もカラコンの洗浄時には使用を避けたほうが良いといわれています。